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William Joseph
<< 人気メーカー品が合わなかった私を救った多機能ベスト・・ >>
 『あなたが川の中に小道具類を持ち出す時、我々はその効率的な方法としてベストではなく幾多の経験で培われた機能的なパック類をお勧めします。』・・・とか何とか言う様な雰囲気の英文をカタログかサイトでお見受けしたにもかかわらずこんなベストを平然と売り出されたウィリアムジョセフさん・・・
 そして、上述した名文に感銘してここのバッグに注目していたのもかかわらず「言うてることとやってることちゃぅし!」と困惑しながら買ってしまったこの私・・・どっちもどっちである。
 1990年代半ばを迎える頃、聞き慣れないメーカーが着用するだけでフライフィッシングサイボーグに変身する様なベストを送り出して来た。そしてこれは徐々に進化を遂げ2000年代に突入すると釣り場に出向けば必ずこのベストを装着してフライフィッシングサイボーグに変身された方々をお見受けする様になって来た。
 今やどなたでもご存知のシムスさんである。
 こうなると私もこのサイボーグへと変身してみたく、何度か店先に出向いて試着してみた。
 しかし、どれを試してもしっくり行かない・・・収納力は申し分無いが機能的なところを私に当てはめると今ひとつそれぞれがイメージできず、何よりも着衣として短い丈の割にごっつい肩幅で私の体型にはどれ一つとしてマッチしなかった。
 おそらく、私の様な肩幅の無い背丈だけのジャパニーズメタボの体型は想定外であったのかもしれない。
 「相性悪いんやろな・・・」
 こんな時に海外通販のカタログで目に留ったのが、それまで密かにパック類を試用していたウィリアムジョセフさんのこのベストである。
 「こんなん作ってエエんかぃ?・・(そやけどココまで来たらサイボーグ通り越してアンドロイドっちゅぅ感じやし!・・笑)」
 即刻知人に頼んで取り寄せてもらったが、決めてとなったのは丈が然程短くなく身幅もそれなりで着衣として何とかなりそうと感じたことだった。
 結果的に幾度となく店先で羽織ってみたシムスさんのベストよりこちらの方が私にマッチしていると感じている。
 確かに不要な機能も有るにはあるが、ティペットの交換やフライローテーションが頻発する様なロングリーダーの釣りやサイトフィッシングが絡む様な釣りでは結構気に入って使っている。
 しかし、私が気に入ったウィリアムジョセフさんと相性が悪かったシムスさん・・・・母国(米国)での人気は知る由もないが、我が国では圧倒的にシムスさんに軍配があがるんだろう・・・残念ながら釣り場で見受ける事は勿論の事、日本語のサイトでも私の検索のやり方ではヒットした試しが無い。
 結局は使う人によって大きく賛否が分かれるベストであるには違いなく、そうこうする間にウィリアムジョセフさんも初志貫徹?なのか今はパック類に専念されて廃盤となった様である。
<<impression by bacoon>>  2012年10月現在 
気に入りどころ 私の体型にあったフィット感と私の使い方に有った機能的要素・・かな?
気になるところ こり過ぎ!(笑)・・・左胸のポケットが開いて小さなテーブルになるのは時折重宝するが、背中に水袋を入れてホースで前面に引き出し、それを釣りしながらチュウチュウ吸う人(ハイドレーションシステム)・・ホンマに居るんやろか?(笑)

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