毛鉤を巻いて川に行く(Top)タックルインプレベスト&バッグフィッシングバッグ(ポーチ)>Mini II Chest
 <<ベスト&バッグ>> 
 ベスト&バッグ(Top)  フィッシングバッグ(Top) ベストとバッグの衣替え
Mini II Chest
William Joseph
<< フィッシングベストとは異なった方向性を示唆してくれたチェストバック・・ >>
私がチェクトバックに注目したのは、記憶も薄らぐ入門当初まで遡ってしまう。
当時は浸透性のウェイダーなど存在せず、盛夏のイワナ釣りともなればチノパン+スパッツ+ウェィディングシューズでジャブジャブやるのが当たり前の時代だった。
このスタイルともなれば例えメッシュベストでも羽織ると言う行為自体が鬱陶しく感じて受け付けず、已む無く大きめのウェストバックと適当に自作したランヤードで凌いでいた。
そんな時に米国釣り雑誌か何かで見受けたチェストバックが目に留まり、裁縫が得意なお袋に写真を渡して自作させたのが第一号だった。
このお袋が拵えたチェストバックは私の趣味が盛り込まれていてかなりイイ線で使えたが、1990年代に突入するとあちこちからチェストバックが売り出されて来た。
こうなると素人の手作りでは格好も様ならず、あれこれと試す日々が続くも使い勝手はお袋の手作りに遠く及ばない・・この手の代物は何よりも使い手との相性で大きく賛否が分かれる事を痛感したと言える。
その様な状況下で、漸く「これは期待が持てるかも?」と感じたメーカーさんがウィリアムジョセフさんだった。
最初に手にしたのはギアバック・チェスト、それに気を良くして手にしたのがこのミニ・チェストである。
特に気に入った点は「形崩れする様な収納では機能を追求出来ずにベストと変わりない」と言うコンセプトに加え、最も重要と感じるティペットの扱いを突き詰めて考えて居られるところ(ティペット・コントロール・システム?)が憎かった。
結局このティペット収納ポケットは最初は画期的に感じたもののトラブルも多く賛するところには至らなかったが、今現在も拘りを持って進化している様に感じる。
この辺り、ウィリアムジョセフさんはフィッシングベストとは異なった方向性を示唆してくれたメーカーと言えよう・・・
その後、ギアバック・チェストがコンファレンスに、このミニ・チェストはアクセスへとモデルチェンジした様に思われ、前者は私の不注意にてジッパーを破損させた為に新型(コンファレンス)に買い替えたが、後者のコイツは新型(アクセス)への買い替えを思案しながらも未だ健在で時折実釣に持ち出されている。
<<impression by bacoon>>  2012年10月現在 
気に入りどころ ベストとは異なる使い勝手の良さ・・・かな?
気になるところ 個性豊かながら未完成とも思えて来るTCS(ティペット・コントロール・システム)

 ベスト&バッグ(Top) フィッシングバッグ(Top) ベストとバッグの衣替え


Copyrights© bacoon all rights reserved